正解って何？
正義とは何なのか？
一般的には道徳的・倫理的に正しいことを指す言葉として使われている。
では正しいこととは何なのか？
正しければ正義なのだろうか？
幸福、自由、美德、宗教、道徳、利益、社会、法律など、あらゆる生き方、考え方、在り方がある中で、正義や正解は個の中だけで存在し共通認識にすることはできない。
1/3
正解って何？
我々のような感情表現を行う能力を持つ生命体は、己の中にある正義を援護したり主張するものだ。
それは時に武器にもなれば凶器にもなり、また、個性、愛、金、ブランド、コミュニティ、SNS、契約、戦争、破壊、競争、藝術として姿を表し、正解と誤ちを繰り返している。
正義から生まれる人々の思想や行動は、小さく見ると意味があるが、大きく見ると意味もなく、もしかすると正義論を問うことさえ何の意味もないのかもしれない。
2/3
正解って何？
そして、私のこの考えも共通認識になることはなく、ただただの私の中だけの正義として生きていく。
正義はどれだけの命を生み、どれだけの命を奪ったのだろうか？
正義はどれだけの人を救い、どれだけの悪を生んだのだろうか？
正義はどれだけの学を与え、どれほど論破して来たのだろうか？
世の中が正解に破壊されないことを私は願っています。
P40
Mixed media
3/3
正義のロケットパンチ
背景はふたつの国の国旗の色を使用しています。
分裂した関係性でなく混じり合える関係になって欲しいという想いからそうしています。
1/2
正義のロケットパンチ
"ドン"と爆発音が鳴り今日もまた誰かが犠牲になる。
いつまでも戦いが続く。
そんな状況に見兼ねた正義の味方"レッドビーンズマン"が『もうやめないか！』と正義のロケットパンチ（"ツッコミ"みたいな感じ）を発射します。
ちなみにレッドビーンズ（小豆）の赤色は「魔除けの色」と言われているそうです。
F20
Mixed media
2/2
終わりにしたい。
もう終わりたい。
仲良くしたいよ。
F20
Mixed media
命
ここ数年は「命」について考えることが増えました。
1/3
命
パンデミック、戦争、日本国元首相銃撃事件等、昨日も今日も当たり前に生きていた私にとって「命あることが当たり前ではない」と思わされる出来事が続きました。
2/3
命
生きているからこそ存在する"今"と向き合う時間を作りたくて、今作品では『命』をテーマに制作しました。
F20
Oil on canvas
3/3
あの島へ
現実的なものであれば、諦めない限り可能性はあがる。
経験が増えると、出会いが増え、仲間が増え、知識が増える。
そして、私はあの島へ行く。
F20
Oil on canvas
自分で終わらせるな
どんな命にもいつか必ず終わりが来る。
偉くても、金持ちでも、権力者でも、生き続けることはできない。
だから、わざわざ自分でその人生を終わらせようとしてはいけない。
終わらせなくても終わりは必ず来る。
自分で終わらせないでくれ。
F10
Oil and acrylic and pen on canvas
目が合わない。
目を合わせてくれない。
目を合わせたくない。
人間が怖いから。
変ることのない歴史にいつまでも縛られ、目や肌の色、生まれた場所や育った環境で人を決めつける。
人間が怖い。
だから、目を合わせたくない。
F10
Mixed media
ズンゲラボッコ
妖怪の名前はズンゲラボッコ。
妖怪と言っても守り神の子供です。
ズンゲラボッコは人々の悲しみを食べてくれる優しい妖怪です。
落ち込んでいても悲しみがなくなるまで、ずっとそばにいてくれます。
1/2
ズンゲラボッコ
元々、ズンゲラボッコの目と体は綺麗な白色だったのですが、涙を見ると貰い泣きして目が赤くなり、悲しみを食べると副反応で体が黒く汚れてしまうのです。
しかし、みんなの悲しみを食べ、笑顔が増えることがズンゲラボッコの一番の喜びなのです。
F20
Mixed media
2/2
NO WAR
オリジナルキャラクター「ずんげらぼっこ」。
ずんげらぼっこは人々の悲しみを食べてくれる優しい妖怪です。
1/3
NO WAR
本来、ずんげらぼっこの瞳と身体は白く綺麗な色をしているのですが、涙を見るともらい泣きして目が赤くなり、悲しみを食べると副反応で体が黒く汚れてしまうのです。
2/3
NO WAR
しかし、ずんげらぼっこは目が赤くなろうが、体が汚れようが、そんなことを気にしません。
人々から悲しみがなくなり笑顔になることが一番の喜びなのです。
S10
Digital painting
3/3
挑戦
2020年10月から絵を描き始めました。
これが私の初の作品です。
初作品・美術経験無し・学校で習ったわけでもない。
完全ど素人からのスタートだった為"画材を選ぶ"という概念もなく、たまたま近くに置いてあったボールペンを手に取り制作を始めました。
1/3
挑戦
あまりの描きづらさに途中からは JETSTREAM EDGE（油性ボールペン世界最小ボール径0.28mm）を使い、点画のように細く描きました。
制作2日目。
まだまだ完成は遠かったにも関わらず、購入希望者が現れて完成よりも先に10万円という値が付いたんです。
2/3
挑戦
初作品・素人の制作2日目の未完成が10万円。
この喜びとプレッシャーが制作意欲を掻き立ててくれました。
想像を創造することが難しく、完成までに500時間を費やしました。
F10
Pen on canvas
3/3